東大福武ラーニングシアター

森です。

学びの1日。
東大の安藤忠雄さん設計の福武ラーニングシアターで
終日、新しい刺激をいただきました。

外観もセンスよく、教室も木目の温かい印象で
どこからでも見やすい階段教室。
横に広くとても登壇者との距離の近さを感じることができました。

1限目は久保利英明氏の
「コーポレートガバナンスと国家・大学のガバナンス
ーそれぞれの主権者は誰か?」

久保利先生は日大の記者会見で大変派手なスーツで
注目されましたが、
ガバナンスについてわかりやすくお話しくださいました。
80歳近くとおっしゃていましたが、内容はもちろん、
お話しのテンポも構成も、質疑応答についてもキレがよく、
流石という一言でした。

“プロフェッショナル”とは経験や実際の行動・思いが滲み出て、
そして人柄として聴衆をひきつけるのだと納得しました。

2時限目は松原仁氏
「われわれはAIの時代にどう生きるか」
これからのAIとの向き合い方について

3時限目は江守正多氏の
「気候の危機にどう向き合うか」
地球温暖化については絶えずニュースで耳にしていますが
データに基づく、現状と未来をお聞きすると
深刻な地球の現状に真剣に目を向ける必要性を痛感します。

特に、もっともその被害を被るのがco2を出すことの少ない国々であることに
衝撃を受けました。
しかも今、政策として対策を打たないと
1000年レベルでなく50年程度の未来に地球の危機が迫っていること。

個人レベルの対応では追いつかない現状と言えます。

研修やセミナーでお伝えるする立場も多いのですが、
つねに旬な情報を得るだけでなく、話題となる方々から
ライブでの空気感を感じながら、お話を聞くことは
大変勉強になりました。ありがとうございます。

昼休み、ミーハーな森は文豪も通ったという
東大正門前の喫茶ルオーでカレーをいただきました。

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